営業職のなかでもルート営業って結構楽だって聞くけど
実際ルート営業マンの年収ってどうなの?
営業職はあまり休めなかったり、激務だったり、その分給料が良かったりと様々なことを言われます。
実際ルート営業においての年収についての紹介や高年収を狙う場合の業種の他、筆者の経験上【割と休めて給料もそこそこ良い業界】も合わせて紹介します。
ルート営業の年収は低くない
ルート営業は新規開拓営業に比べると、年収が低いというイメージを持つ場合が多いかもしれませんが、決して年収が低いわけではありません。
一口にルート営業といっても【何を売るか(業種)】によって年収が大きく異なります。
もしあなたが今の職場からの転職を考える際にルート営業を候補に上げたのであれば、就職する業界についても注意して確認していきましょう。
筆者は機械系商社のルート営業ですが、
33歳で650万円ほどです。
ルート営業マンの平均年収について
転職大手3社のサイト情報から参照されるルート営業の年収平均は以下の通りです。
(情報は2023.3月某日を参照)
さらに転職サイトdodaが調査した
doda登録者56万人の2022年の平均年収は403万円、中央値が350万円と発表されています。
平均月収が30万と仮定すると360万+賞与(ボーナス)で年収は360~450万程度になると予想されます。
数字だけを見ると平均年収的にはルート営業では平均年収よりも低いと感じる場合もあるでしょう。
しかし様々な業種向けでルート営業があることから
稼げるルート営業を選ぶか、稼げないルート営業を選ぶかという点が非常に重要になってきます。
高年収の業種とは
ルート営業で高年収を狙うのであれば高付加価値品を販売できる業種を狙いましょう。
コンビニやスーパーに並ぶお菓子や日用品の販売ではなく、
コンサルティング営業や証券マンなどが多いです。
商品+アドバイス料や提案料が上乗せされているような商材は他と比較して高い付加価値を生無事が出来ます。
しかし一方で、
いや、それほかでも買えるじゃん!
手数料ぼったくりかよ!
という指摘が入る場合ももちろんあります。
この場合において、商材の優位性や自分から買ってもらう事へのメリットを理解してもらうことで、高い利益を計上することが出来て年収は高くなります。
逆に優位性が保てない場合は金額だけでの比較となり利益も少なくなり、年収は低くなる。
営業職を目指すのであれば、提示金額に納得していただけるような情報や差別化ポイントなどの優位性が必要になる
高年収の業界3選
高年収を目指す場合はその業界の専門的知識の習得と販売価格が重要になります。
専門知識レベルが高ければ高いほど年収は高くなり、また販売単価の高い不動産などは必然的に年収も高くなる傾向にあります。
一般的な営業イメージのインターネット光通信やウォーターサーバーなどは単発新規契約かつB to Cつまり会社対個人の場合がほとんどなので候補から除外しています。
しかしこれらの業界ではかなり実力主義の要素が強く、実力を残せなければ会社に居づらくなることも多いので離職率は高い傾向にあります。
自社の製品に良さを見いだせない
という意見も結構聞きます
筆者のオススメする業界
筆者√えいぎょう太郎は機械系の商社でルート営業をしていますが、そんな筆者から見てオススメの業界も合わせて紹介します。
特に化学系のルート営業がオススメです。
化学は生産工程や後処理工程で必要になる薬剤などを販売しますが、一度コンペで勝てれば以後安定的に収入が見込めるためです。
そして販売商品の利益も高いので、うまくハマれば無理に営業しなくても一定の年収は見込めます。
また機械系に関しては日々努力が必要で案件によっては2,3年かかるものもありますが、決まった際には大きなリターンがありボーナスなどのインセンティブも見込める場合があります。
他の営業に比べると売れるものの幅が広いので手持ち無沙汰になることも少ないです。
筆者オススメの業界に関しては割としっかり休みもあってある程度年収もあるという認識ですので参考にしてみて下さい。(筆者は機械系商社のため、メーカー様からの情報による印象)
業種を絞ってルート営業を探すことで年収と労力のバランスをとる
転職活動をするのであれば業種を早々に絞って取り組むことが重要です。
先に紹介した年収の高い業界は自分の実力を試したいのであればもってこい!
特にギラギラとした20代であれば年収UPを追い求めても良いでしょう。
更に年収UPを狙うために新規開拓営業を選ぶほうがメリット大になる可能性もあり
逆にゆっくりルート営業を極めていこうという場合なら筆者の勧める化学や機械業界はオススメです。
年収だけを意識しすぎて、家族との時間や趣味の時間など自分の生きたい姿や日常が壊れるようならそれはあまり良い選択とは言えないことも。
あなたが仕事に何を求めるのかをしっかり認識しながら仕事選びの一助になれば幸いです。
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