営業マンって土日も仕事してたり、遅くまで残業しているイメージがあるんだけど
ルート営業もそうなの?
そんな疑問にお答えします。
ルート営業でも休めるし有給もとれる
ルート営業でも土日は休めるし、有給もしっかり取ることが出来ます。
営業だから休めない、ルート営業だから休めないなんてことはありません。
極論ですが、会社形態や業種、社員によって異なります。
残念なことに世の中には有給は取れず、土日も出勤しなければいけないというルート営業も存在していることは事実です。
私√営業たろうも5年前までは
土日出勤平日22時まで勤務している時代がありました。
筆者の場合は年間休日も120日以上、年間20日の有給が与えられていましたが、
会社体質がブラックのため休むことが出来ませんでした。
休めないから仕事の合間にサボって帳尻をあわせる場合も
⇒ルート営業マンのサボりはバレる!【6つの要素と対策】
しかし現在では同じ会社で18時(定時は17:30)には退社、土日は一切出勤せず、有給も年10日ほどは使っています。
同じ会社、営業所でも勤務体系が激的に改善されることが稀にある
会社を休めない3つの原因と解決策
一般的に会社を休めない帰れない
と言う状況には大きく3つの原因に分解することが出来ます。
一体何が原因で休めないのかを実例を元に紹介し、解決策も紹介します。
顧客によるもの
ルート営業の客先によっては休日休めない場合があります。
- 客先都合で休日しか対応出来ない
- 対個人(B to C)で休日が営業日
- 工場が停止する休日に工事が必要
B to Cとは
B(ビジネス) to C(カスタマー)の略で一般消費者と商売をする形態
上記は一例ですが、基本的に客先に合わせなければ売上が上がらないのである程度は容認するしかありません。
解決策
ルート営業では固定のお客様と関係性を築くことができるので、ある程度営業からの希望や無理を聞いてもらえる状況を作ることを目指しましょう。
- 面談時間を平日に調整してもらう
- 工事日程を休日から平日の18時以降にしてもらう
- 平日生産に関わらない部分のみ工事をすすめさせてもらう
- 休日料金ということで多めに利益をいただき対応する
利益を多めにもらえるのであれば給料やボーナスにも直結しますので割り切りやすくなります。
単純に客先のキャパシティが大きすぎて、仕事が終わらない場合もあるんだけど・・・。
半年~1年程度頑張ってみて仕事に慣れた状態でも、仕事量が明らかに多い場合は先輩上司に相談してみましょう。
自分によるもの(能力不足)
ルート営業に限らず、単純に自分の仕事のスピードが遅ければ
残業や休日出勤になります。
- 外回りが長引き帰社後に書類対応
- 報告書(日報や会議資料)の作成
- 新規案件調査(競合・製品情報)
仕事内容を理解していない内はどうしても時間がかかるので早く慣れるように
⇒効率化を図るという意識を持つ
解決策
自己能力の向上に努めましょう。
いや抽象的過ぎて全然解決にならないよ。
自己能力向上と言うのは例えば
- 物事の優先順位をつける能力
- タイピング能力
- 仕事を依頼する(任せる)能力
- 製品に関する知識理解力
- スキマ時間を活かす能力
などが挙げられます。
特に【物事の優先順位をつける能力】は習得以降も長く利用し続けられる能力なので、早めの習得を目指しましょう。
優先順位をつける能力を鍛えるにはToDoリストを作成する
優先順位をつける能力はすぐには身につきませんので、1ヶ月から半年ほどかけて身につけましょう。
具体的な方法としては
タスクの書き出しによる整理
=ToDoリストの作成が有効です。
毎日自分の中に残っているタスクを書き出しして期日を記入していくことで
【いつまでに完了すべきタスクなのか】を確認出来る手法です。
今ではスマホアプリでも出来ますが、メモ紙に書いて終わってものから斜線を引いて消していっても良いでしょう。
毎日ToDoリストを書き直し更新することで重要タスクの漏れを軽減し、人に任せることも出来ます。
毎日実践していけば1ヶ月から半年ほどで自然と脳内で優先順位をつけれる様になるため仕事の効率はUP
会社によるもの
会社を休めない原因として、解決が最も難しいのは【会社によるもの】です。
求人情報の中に記載がある年間休日に関しても極端に少ない会社もあれば非常に多い会社もあります。
夏季休暇や年末年始休暇なども含まれますが、
令和4年の厚生労働省調査によると平均年間115.3日の休日がある
という結果が出ています。
しかし企業規模によるところが大きく
1000人以上の会社規模の場合119.1日
30~99人規模の会社では110.0日と約10日間も異なります。
有給取得率も会社規模によって異なり、
1000人以上の会社規模の場合11.7日
30~99人規模の会社では8.9日と若干ながら異なります。
業態によっても大きく異なる結果
従業員が多い会社ほど、年間休日数や有給取得日数が多い傾向にある
会社形態の他に社内の従業員タイプによっては休日出勤や残業しなければいけない場合もあります。
君は数字(売上)がないんだから
もっと仕事したほうがいいよ。
ぐぬぬ・・・。
言い返したいけど売上がないのは事実だし。
そんな先輩上司に対しても対策を紹介します。
解決策
会社による原因で休みが少ない場合は自己の能力を上げ、有給を積極的に取れるように立ち回ることが大切です。
休みが少ないから転職だ!!
という選択肢はありますが、
誰もが簡単に転職できるわけではない
ので、まずはできるところから取り組んでみましょう。
- 有給・休日分の仕事を終わらせる
- 休むことへの理解を得る
先程の例からも年間休日は会社規模によって最大10日間の違いはあれど、有給取得に関しては会社としても取得率を上げるように是正されつつあります。
一方で会社ではそんな方針でも、
有給は労働者の権利だから休む!と前面に出すと先輩上司から反感も買いやすく、無駄なストレスを溜めたり足を引っ張られる可能性すらあります。
休みの分の仕事は先に終わらせておきました!
もし先輩も休まれる時は対応するので言ってくださいね!
先輩を立てる、根回しをすることで有給への理解も得られやすくなる
スキマ時間で仕事を進める
移動時間や空き時間を有効活用することで、ルート営業でも効率的に仕事を進める事ができます。
- 電話で社内事務方に見積の依頼や作成をお願いする
- 問い合わせ内容ややり取りを移動中社内で実施する
- 帰ってやらないといけないことをまとめておく(ToDoリストなど)
- 日報を作っておく
空き時間での休憩も重要ですが、余裕を見つけて先に終わらせるの意識は非常に重要です。
転職準備はしておいて損なし
休めない!帰れない!転職だ!
となるのはあまりにも短絡的過ぎますが、転職市場的にも年齢が若いほうが転職はしやすいです。
いつでも飛び立てる準備ぐらいはしておいても良いでしょう。
資格や実務経験、年齢
転職難易度が大きく変わります
年々労働者を取り巻く環境は改善されつつありますが、それでも未だブラックと呼ばれる会社も存在しています。
筆者と同じように毎日22時まで残業して休日出勤が続いて休めなかった会社も、ある日突然運良く会社が良い方向に転換していく場合もあれば、いつまでも悪い待遇で雇用され続ける場合もあります。
日頃から自分が転職するならこんな会社というイメージから転職サイトやエージェントの情報を眺めておくだけでも良いでしょう。
エージェントであれば転職に関する相談も無料でできる!
いつでも転職できる準備はある!
状態であれば余裕も異なる
コメント